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口座維持手数料の導入はいつから?手数料はいくらかかるの?導入する理由は?

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はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

引用:石川啄木『一握の砂』より

意味:『働いても働いても、依然として私の生活は楽にはならない。私はじっと自分の手を見る。』

ストレス社会という荒波に飲み込まれそうになりながらも必死にもがき続けるサラリーマン。

美容院にも行けずに、必死に家計のやりくりで生活費を管理する主婦。

少ない給料で、自分一人が生活することで精一杯の若手世代。

そんな皆様に追い打ちとなる悲報です。

銀行が、口座維持手数料を導入するという意向を示しております。

果たして、口座維持手数料はいつ導入されるのか?

導入されたらいくらかかるのかを見ていきたいと思います。




 

口座維持手数料はいつから導入されるのか?

結論から申し上げますと、口座維持手数料の導入はまだ決まっていません。

そのため、具体的にいつということは名言できませんが、銀行が口座維持手数料の導入を検討していることは事実です。

ですが、2019年度も残り少なくなってきておりますので、2019年度中というのはかなり可能性は低いと思います。

実際に口座維持手数料を導入するとなると、それを管理するシステムの導入が必要ですし、

運用のルールなども決めていかなければならないのでまだ時間はかかると思います。

 

口座維持手数料が導入されたらいくらかかるの?

では、口座維持手数料が実際に導入されたらその金額はいくらになるのか?

こちらも結論から申し上げますと、数百円だと思われます。

数百円と言える根拠に関して、欧米で現在導入されている例を見ていきたいと思います。

【アメリカの場合】

アメリカにあるUS bankという銀行は口座の種類によっては月に6.95ドル(約750円)を手数料として利用者の口座から差し引いています。

ですが、これには条件がありまして、毎月1,000ドル(約11万円)以上を振り込めば手数料が免除されます。

アメリカの銀行では多くの銀行がこのような口座維持手数料を徴収しています。

多いところでは、月に30ドル(約3、300円)取られる銀行もありますが、多くの銀行が条件を満たせば免除となるような運用をしています。

 

【ヨーロッパの場合】

実はヨーロッパの多くの銀行では口座維持手数料を取っていません。

口座維持手数料を取っている銀行としては、スペインの銀行Santander(サンタンデル)銀行が5ポンド(約700円)取っていますが、

Santander(サンタンデル)銀行は日本の銀行と比べて利息が圧倒的に高く、1.5%もあります。

そのため、357ポンド(約5万円)を口座に入れておけば利息と相殺することができる計算になります。

他にも口座維持手数料を取っている銀行はありますが、Santander(サンタンデル)銀行同様に利息で相殺できたり、

毎月一定金額以上を振り込めば無料になるという銀行がほとんどです。

 

欧米で現在すでに導入されている口座維持手数料ですが、1000円を超えるような大きな金額を徴収しているところは数えるほどしかなく、数百円での運用が最も多くなっています。

日本もこれにならって数百円から導入していく可能性が高いのではないかと思います。

また、日本の場合は利息がないに等しいので、欧米のように利息で相殺できないとなるとより導入には慎重を期すことになるかもしれません。




なんで口座維持手数料を導入するの?

日本の銀行はなんで口座維持手数料を導入しようとしているのかを解説していきたいと思います。

その理由は、「マイナス金利」「休眠口座」です。

 

まずマイナス金利の方から見ていきます。

2016年から日銀は金融政策の一つとして、「マイナス金利」という政策を打ち出しました。

これにより、民間銀行が日銀に預けている預金金利をマイナスにしてしまったのですから、民間銀行としてはたまったものではありません。

この政策で民間銀行の経営は厳しさを増していき、経済的な体力の乏しい地方銀行は死活問題へと発展していきました。

そこで民間銀行は生き残りをかけて、現在銀行の口座を持っている利用者から手数料という形でお金を徴収しようと考えたわけです。

 

続いて休眠口座の観点から見ていきます。

休眠口座とはその名の通り、口座開設はされているけれども長い間入出金がない口座のことを言います。

そして、この休眠口座に入っている預金のことを「休眠預金」と言うのですが、

2019年現在日本の休眠預金が総額6000億円あると言われています。

これには銀行のみならず政府も頭が痛い問題でして、簡単に言ってしまえば6000億円分経済が停滞していることになるのです。

さらに銀行としては、休眠口座を一つでも多く減らしたい理由として「口座の管理」にコストがかかっているからという理由があるのです。

一般的に、1つの口座を一年間管理するのに2~3千円のコストがかかると言われています。

銀行としては、自分たちに全く利益をもたらさない休眠口座から手数料という形で利益を得ようとするのも致し方ないことなのかもしれません。

 

口座維持手数料を取られないようにする方法は?

一番確実なのは、使っていない口座を閉じることが確実です。

口座を持っているだけで手数料が取られるので、今後は余計な口座を閉じてスリム化する必要があるかもしれません。

また、欧米同様に手数料を無料にする条件を提示してくる可能性もありますので、

その際は条件を満たせるようにすることだと考えます。

銀行が口座維持手数料を導入したがっている背景を考えれば、ほぼ間違いなく手数料を無料にする方法は「口座を使用する」ことになると思います。

いずれにしても、今後導入される可能性がある口座維持手数料。

今後私たちの生活に大きな波紋を広げることになりそうですね。




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