韓国で最高視聴率63,5%という爆発的な人気を博した「ホジュン~宮廷医官への道~」
今なお現役で人気作品を輩出し続けるイ・ビョンフン監督の最高傑作とも言われている本作。
実在したホジュンという歴史に名を遺す名医を、イ・ビョンフン監督が鮮やかに描ききっています。
この記事では、いまだに根強いファンも多い本作品の実在のホジュンの情報、
「ホジュン~伝説の心医」との違いなどの情報をまとめていきたいと思います。
目次
実在したホジュンはどんな人?ドラマとは違うの?
ホジュン~宮廷医官への道~(以下:ホジュン)でチョン・グァンリョルが演じたホジュンは、
実在の人物と言われています。
実際のホジュンはドラマのような人物だったのか?
それとも全く違う人物だったのかを調べてみました。
ホジュンの情報
ホジュンの情報
名前:許浚(ホ・ジュン)
生涯:1539~1615年(日本は戦国時代)
職業:医者
著書:『東医宝鑑』『辟疫神方』『新纂辟瘟方』『諺解救急方』『諺解痘瘡集要』『諺解胎産集要』『脈訣集成』『纂図方論脈訣集成』
父:許碖(ホ・ロン)
母:霊光金氏
妻:安東金氏
子供:許謙(ホ・ギョム)
医者という大前提は同じようですね。
また、東医宝鑑という朝鮮で一番とも称される医学書を作成した
名医中の名医というのもドラマと変わらないところでした。
ホジュンの生涯
ホジュンの生涯
・祖父のホ・ゴン、父のホ・ユンとも武官として働いており、
そんな父(ホ・ユン)の妾であった『母:霊光金氏』との間に生まれたのがホジュンです。
ホジュンは幼い時から多くの文学を学び、
儒家、道家、仏家などを併せた東洋の思想に興味を抱いていきました。
そんな中ホジュンが歴史書に初めて登場するのが1569年のことで、
正三品柳希春の夫人の顔にできた腫物を治療して直したという記述が遺されているそうです。
ホジュンが病院で働き始めたのは1574年で5年も先のことなので、
この時から医者として類稀な才能を持ち合わせていたのではないでしょうか。
夫人の腫物が無事に治ったことで柳希春はホジュンを正二品の弘譚(ホン・ダム)に紹介し、
弘譚の推薦で内医院(朝鮮時代の病院)に入れることとなります。
※当時の合格者名簿にホジュンの名前が無いことから、推薦で入った説が有力だそうです。
内医院(朝鮮時代の病院)で働いていたところ、宣祖の病気の治療に貢献することで宣祖から認められることになり、
褒美として鹿の革を受け取ったと記述にあります。
1592年には、宣祖が壬申倭乱で義州に逃げる時に主治医として宣祖に同行していることが史実に残っています。
ホジュンはその後も正三品(当時の位の中で上から5番目)となり、
1592年には従一品(当時の位の中で上から2番目)になっていることからも
宣祖から重用されていることが見て取れます。
1600年には内医院で一番位の高かった楊禮壽が亡くなったことで、ホジュンが内医院の最高位に就きます。
その後1608年に宣祖が寿命を迎えると島流しにされてしまいますが、
それまでの功績を認められてか、光海君(李氏朝鮮時代の第15第国王)にすぐに呼び戻されています。
1610年には『東医宝鑑』を完成させ、1615年に亡くなっています。
亡くなった時に、正一品相当の位を与えられたそうです。
ドラマに負けず劣らず、実在のホジュンは非常に優れた人物だったようですね。
現代のように情報が簡単に手に入る時代ではないことからも、
ホジュンは天才だったと言わざるを得ないとさえ思いました。
ホジュンの墓
ホジュンの墓は現在も残っており、
京畿道坡州市津東面下浦里の臨津江を越えた
軍事境界線に近い非武装中立地帯内にあります。
韓国と北朝鮮の軍事境界線にホジュンの墓があります。
拡大した航空写真
ホジュン~宮廷医官への道~のキャストが日本に来日
日本でも大ヒットしたホジュンですが、実はホジュンのキャストが日本に来日していたことをご存知でしょうか?
イ・ビョンフン監督はじめ主要キャストが
2012年1月14日に日本の日比谷公会堂でファンミーティングを行いました。
当日の様子がyoutubeに掲載されていたので載せておきます。
ホジュン~伝説の心医~との違いは?
ホジュンと検索すると、『ホジュン~宮廷医官への道~』と『ホジュン~伝説の心医~』の2つが出てきませんか?
同じ名前のドラマだけど何が違うの??
知らないと分かりにくいですよね。
簡潔に言いますと、『ホジュン~宮廷医官への道~』をリメイクしたのが『ホジュン~伝説の心医~』になります。
ホジュン~伝説の心医~の監督はキム・グノン監督
「ホジュン~宮廷医官への道」で監督を務めたのはイ・ビョンフン監督でしたが、
「ホジュン~伝説の心医~」ではキム・グノン監督が手掛けています。
キム・グノン監督は「朱蒙」「イ・サン」「善徳女王」などを世に輩出した名監督です。
そんなキム・グノン監督は元々、イ・ビョンフン監督のもとでアシスタントとして従事していました。
「宮廷女官チャングムの誓い」では助監督を任せられるまでになっており、
2011年に放送した「階伯(ケベク)」では1人で監督をやり遂げています。
イ・ビョンフン監督からの教えを守りながら、新しい人気ドラマを次々と生み出している
キム・グノン監督のところに舞い込んできたのが『ホジュン~伝説の心医~』のリメイクの話だったのです。
これらの経緯から、「ホジュン~伝説の心医~」は師匠であるイ・ビョンフン監督から、
弟子のキム・グノン監督に受け継がれた作品でもあると言われています。
「宮廷医官への道」と「伝説の心医」の内容の違い
リメイクされた伝説の心医は内容が違うの??
これ気になりますよね?
結論から申し上げますと、ほとんど変わりません!!
「宮廷医官への道」には描かれていなかった、
ホジュンの幼少期のエピソードが付け加えられている程度です。
物語に大きな影響を及ぼす差異ではありませんし、セリフなどもほとんど同じで、
違ったとしても少し言い回しを変えているぐらいです。
ですのでどちらを観ようか迷ったら、出演している役者さんなどで選んでもいいのかなと思います。
映像はリメイクされた伝説の心医の方が綺麗ではあります。
ホジュン~宮廷医官への道~<特別版>
ホジュン~宮廷医官への道~では、キャストの素顔などが観れる特別版が配信されています。
内容としてはドラマの名シーンやNGシーン、キャストがホジュンにまつわるクイズに答えたりと、
ドラマでは見ることのできないキャストの姿を見ることができる内容となっていますよ。
「ホジュン~宮廷医官への道~特別版」を観る方法として
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ホジュン~宮廷医官への道~<特別版>の口コミ
関西では先日放送が終わり、もうホジュン様に会えないのかと寂しい思いをしておりましたがこういうDVDがあるとは…。
皆様のレビューどうり存分に楽しませていただきました。俳優さん達の素顔がみれて得した気分になりました。
ダヒ様もイェジン様もとても美しくジュン様は両手に花状態で席についてらっしゃいました。
特にダヒ様、ドラマではいつも苦労が多く貧しい生活だったので綺麗な格好をされていませんでしたが、すごく美しい方でした。
ただジュン様は素敵でしたが眼鏡をかけていたので何故かビビる大木に見えて仕方なかったです。
ジュン様の短パンでウロウロされてる姿もありましたよ。
NG集も楽しくオグンさんは現場でもみんなを笑わせていたみたいですね。
それとあんなに意地悪だったユ・ドジ様のお母様もNG連発されてました。
とにかくまたいろんなシーンを思い出せて感無量に…良かったです。
ひとこと言わせて頂くとすればステージで主題歌を歌ってる時とか医女4人組による歌の披露の時ドライアイスの演出多過ぎ!
ちょっとうるさかったです。
ホジュン~宮廷医官への道~特別版
女性
作品のダイジェスト、撮影の舞台裏密着などのほかに「ホジュンクイズ」、
配役を代えての「あべこべホジュン」など楽しい企画盛りだくさんの特別番組を収録したものです。
何より俳優さんたちの(時代劇の扮装でない)素顔が見られるのがいいですよね。
中でも私が印象に残ったのは「医女四人組」の歌ですかね。
ホジュンが僉正になった頃からいつの間にか内医院から姿が見えなくなったセヒョン役の女優さんがはずかしそうに踊っていました。
ちなみに他の三人はチェソン、セヒ、あとは、チャングムでヨンノ役だった人です。
セヒョンは、イム・オグン役の方とペアでクイズにも挑戦していましたが、すごく綺麗な方ですね。
内医女になって当然と思われたセヒョンが途中でいなくなってしまったのはどうしてだろうと思っていたのですが、
もしかしたら老役の扮装が難しかったからかもしれませんね。
内容は十分楽しいものでしたが、欲を言えば、あともう少しいろいろな出演者の素顔が見られたらよかったのになー。
ヤンテ、ヤン御医、恭嬪様、光海君の姿は見えなかった気がするし。
特典映像では、内医院三人組(キム直長役、イ判官役、チャン主簿役のお三方)が、
番組の放送終了記念パーティを盛り上げていたのも印象的でした。
ロケバスの中でのりのりでカラオケを歌っているダヒの姿もチラッと映っていたりしました。
ダヒのイメージとは違いますが、すごくかわいかったですよ。
ホジュン~宮廷医官への道~特別版
女性
本編を大河ドラマとして気合入れて観てしまったので、正直、現実に戻されて不満な部分と、
「韓流スター」と呼ばれる人よりサンファ役の俳優さんが気になっていたので、素顔の俳優さん達が
見られて良かったという部分が混ざりました。
不思議な気分でしたが、日本にもドラマの特番はあるのだから、そうかな、なんて。
唯一、気になって嫌だったのは公開録画なので、観客の「ワァー」という声や拍手が耳につくことでした。
司会の男性は、韓国では有名な人でしょうか?日本の番組で司会者の顔が、帽子の影で見えないことはないので、気をとられてしまいました...
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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