「サイコパス」という言葉をあなたはご存知でしょうか?
最近では、映画や事件の再現番組でも取り上げられることがあるため、
聞いたことがあるという人もいれば、なんとなくだけどイメージは持っているという人も多いのではないかと思います。
あなたが持っているサイコパスのイメージとはどういったものでしょうか?
テレビでよく取り上げられるような、猟奇的殺人鬼のイメージが強いのではないでしょうか?
この記事では、サイコパスの人が持つ特徴についてまとめていきたいと思います。
この記事を読んでもらいたい方
・サイコパスについて知りたい方
・職場にサイコパスかもしれない人がいて、確証を持ちたい方
目次
サイコパスの人が持つ7つの特徴
サイコパスと呼ばれる人にはいくつか特徴が見受けられます。
一般的にテレビで取り上げられるサイコパスは、海外などで猟奇的な殺人を犯した人などにフォーカスして取り上げられるため、
自分たちの普段の生活では関わることがなさそうに感じますが、実際はそうでもありません。
実は、サイコパスの特徴を持っている人は私たちの身近にも存在していると言われています。
だからと言って、その人たちが全員殺人鬼かというとそうではありませんが、
少なからず私たちの身近にいることを認識いただき、疑わしい人がいる場合は今回の記事でその人が本当にサイコパスか確かめてみてください。
1.良心の異常な欠如
サイコパスの中でも、猟奇的な殺人を犯す人は良心が異常に欠如していると言われています。
テレビなどで取り上げられる猟奇的な犯罪を犯すサイコパスは全員これに当てはまると言われています。
このような人の特徴としては、行動や思考が自分の得かどうかで判断する自己中心的な特徴があります。
一般的に人は、社会生活を行っていく中で他人に対して感情移入をしたり、
仲間意識などが芽生えてきたりするものですが、サイコパスの人にはそれがありません。
何か悪いことをしても罪悪感などを持たないため、他人に迷惑をかけて申し訳ないという感情自体が湧いてこないのです。
悪いことをしても何が悪いのか理解ができていないことさえあります。
これは言い換えれば、 人と共感ができないとも言えます。
他人が喜んでいたり、笑っていたら自分も幸せな気分になったり、
逆に悲しんでいたら悲しい気持ちになったりするものですが、
サイコパスの人はなぜ喜んでいるのか、また悲しんでいるのかがわからず共感することができません。
ですが、「あの人は嬉しくて泣いている」「あの人は悲しくて泣いている」ということ自体は、単語の丸暗記のように覚えているので特にそれで困ることはありません。
猟奇的な殺人を起こす犯罪者は、相手のことを思いやれないがために自分の快楽を求めて殺人を犯すのです。
2.自己中心的・エゴイストで自慢話をよくする
サイコパスの特徴として、非常に自己中心的で自分のことが大好きという特徴があります。
世界の中心は自分だと言わんばかりに自慢話が大好きという特徴も持ち合わせています。
とは言え、自己中心的な人や自慢話が好きな人が全員サイコパスにあてはまるわけではなく、
あくまでも一つの特徴としてとらえてください。
サイコパスの人は、自分に自信があるため自慢話が大好きです。
そのため、一見すると自信満々で素敵な人に見えるところもあります。
ですが、 自己中心的なサイコパスにとっては自慢話を他人に聞かせることに優越感を感じ、自分がヒエラルキーのトップで、他人は見下す対象なのです。
3.リスク・スリルが大好き
次にサイコパスの特徴として、スリルが大好きという特徴も見られます。


スリルが大好きとお伝えしましたが、サイコパスの人はリスクを伴うことに物おじせずに取り組めるという素質を持っています。
そのため、毎日刺激を求めているので単純作業や退屈な仕事は苦手です。
逆に、普通の人が怖気づいてしまうようなことに対して率先してチャレンジしていくため、勇猛果敢な頼もしい人間に見えてきます。
ですが、サイコパス本人は勇敢なところを見せたいと考えているわけではなく、スリルがあって楽しそうだからやってみたというだけなのです。
ですので、新しいことにチャレンジする機会の多いベンチャー企業などではその能力を大いに発揮できる反面、
単純作業の仕事などについてしまうとパフォーマンス能力は急激に低下すると言われていますし、
サイコパスの人はそもそもそういう仕事に就こうとしません。
サイコパスの人がCEOや会社の社長に向いているというのも、他の人が怖がって取れないリスクを積極的に取っていけるという強みを持っているからなのです。
4.口が上手く、人の感情をコントロールする能力が高い
サイコパスの人は人に共感できないため、しゃべりが下手で寡黙なイメージがあるかもしれませんが、実際はその逆です。
初対面の人とも上手に会話を弾ませることができ、社交的です。
リスクを負って仕事をしているためその話の中身も非常に魅力的に感じます。
仮に、「会社の社長をやっている人が会話も上手で社交的な人」だったら、それに運命を感じる女性もいるのではないでしょうか?
サイコパスの人は初対面でどういう会話をすれば話が弾むのか、
女性がどういうことを言われたら喜ぶのかを経験から覚えており、
その場に合わせて使い分けているだけなので、実際に相手と共感しあっているわけではありません。
ですが、人の感情のコントロールが上手なサイコパスは、女性を言葉巧みにだまして体の関係を持とうとしてきます。
この能力は、営業などの仕事でもその高い効果を発揮します。
あなたの職場にもいませんか?
ものすごく営業成績がいいけど、人と共感しあうのが下手な方。
その方がサイコパスの可能性は非常に高いと思われます。
5.過程に興味がなく、結果だけを求める




サイコパスの人は結果を追い求めるのに貪欲です。
自分の成果を出すためなら、他人を蹴落とすことに何のためらいもありません。
これは、先ほど述べた「良心の欠如」とも重なるところがありますが、
人が迷惑を受けて怒っても、自分は結果を出したのになぜ怒られなければならないのか理解ができないのです。
ただ、経験として人に迷惑をかければ怒るんだな。
ということは知っていますが、自己中心的なサイコパスは自分の利益を優先してしまうのです。
結果主義のサイコパスが仕事で評価され始めると非常に厄介なことになります。
上司としては、結果を出す人を評価していくのは当然ですので、
仮にサイコパスの人のやり方が賞賛された場合は職場の雰囲気が急激に悪くなります。
もしサイコパスが上司になったらそれこそ手がつけられません。
「共感できない」「自己中心的」「結果主義」これらの特徴を持ったサイコパス上司は、
他人を叱責してもなんの感情も持ち合わせないどころか、
落ち込んでいる部下を見てもなぜ落ち込んでいるのかわからないので、次々を部下をつぶしていきます。
6.極端に無責任



スリルのある仕事や、自分の興味のある事には情熱を注いで自分から積極的に取り組みますが、
興味のないことや割に合わないととらえた仕事などでは、全く責任を取ろうとしません。
それどころか、自己中心的であるサイコパスは自分のミスを他人のせいにさえしてきます。
サイコパスは自分をヒエラルキーのトップだと考え、周りを見下しているため、優秀である自分が間違えるはずがない。
ミスをしたのは他人のせいだと本気で考えます。
通常であれば、責任を取りたくないけれども潔く自分の責任として謝罪したりしますが、
サイコパスの人は最後まで自分は悪くないと考えます。
あまりにも叱責された場合は、その場がめんどくさいのでとりあえず謝ればおさまるということを経験で知っているので、
形だけ謝りますが、心の中では全く反省していません。
7.衝動的で、長期にわたる目標がない
普通の人は、短期的、中期的、長期的な目標や夢を持っていますよね。
明確な目標を持っていなくても、なんとなくこうなりたいな。
こういう人生を送りたい。
そのためには、毎月貯金をいくらしていこうなどと考えたりしますよね。
サイコパスの人はこういう目標を立てるのが苦手なのです。
仮に目標を持っていても、それは非常に非現実的なものであったり、実現不可能なものだったりすることがほとんどです。
サイコパスは、自分自身を制御できず衝動的に行動するという特徴があるため、
目の前のことに意識を向けることを優先してしまい、頭の中で物事をイメージすることが苦手なのです。
そのため、自分の立場がまずくなった場合などは 平気で嘘をついてその場をやり過ごそうとします。
まとめ
サイコパスの人の特徴をお伝えさせていただきました。
改めて見てみると、「こういう人うちの会社にいる、、、」という人もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしくは、このページを見てもらっているということは、すでに怪しい人がいて、確信が持てた人もいるのでは?
今回の特徴に当てはまる人が全員サイコパスかというとそういうわけではありませんが、
サイコパスの人の研究を行っていくとこういった特徴が強く見られたということなので、
一つの参考にはなるかと思います。
もしあなたの上司がサイコパスだとしたら気を付けてください。
異常なまでに良心が欠如した上司ほど厄介な存在はいませんから。